マルセル・グエン運動員
ロンドンオリンピック、体操個人総合では内村くんが期待通りの活躍で見事な金メダルに輝きました。
内村選手に次ぐ銀メダルを獲得したのは、ドイツのマルセル・グエン選手。名前が「Nguyen」と出ていたので、ベトナム系なのかな、と思ったらその通りでした。お父さんがベトナム人で、お母さんがドイツ人なのだそうです。
このグエン選手、イケメンぶりが大評判で、ネット上で大変な人気だと聞きました。なんでも、TOKIOの松岡くんに似ているとか(私は男性アイドルにはまるで興味ないので、松岡くんの顔がわからないのですが…)。
ベトナム語のウィキペディアを見たところ、グエン選手はベトナムを2度訪ねたことがあり、これからも交流を続けて、父の故国のスポーツ界の発展のために役立ちたい、ということです。素晴らしい!
ところで、オリンピックを漢字で表記するとすれば、日本では「五輪」になります。ベトナムの場合も、「Olympic」が一般的なようですが、ほかに「the gioi van dong hoi」という言い方もあるみたいです。漢字で表記すると「世界運動会」。とても楽しそうですね。
漢字の「体操」は、ベトナム語では「the thao」。ただ、これはスポーツ一般を表す言葉で、日本語でいう「スポーツ」の感じになります。
オリンピックなどの種目の「体操」は、ベトナム語で何というか調べてみると、「the duc dung cu」。漢字にすると、「体育用具」。ベトナム語の場合、修飾語が後ろにくる特徴があるので、「用具体育」と考えていいでしょう。日本語でいうと「器械体操」という感じでしょうか。
でも、「体育用具」は、なんか微笑ましいです。
グエンさんのようなスポーツ選手のことは、種目によって言い方が違うのかもしれませんが、「vav dong vien」。漢字にすると、「運動員」。日本語の「運動員」だと、だいぶイメージが違いますね。
「ロンドンの世界運動会の体育用具で、グエン運動員が銀メダル獲得!」
おめでとうございます!