タイムスの記事

クアン

2010年02月28日 22:16

昨日の「アレン・ネルソン奨学金報告会」について、沖縄タイムス(2月28日付け)が記事にしてくれました。
以下、転載します。

ベトナムの子に奨学金 
故ネルソンさんの魂継ぐ

ベトナム帰還兵として反戦平和を訴え、昨年3月に「多発性骨髄腫」で亡くなった米国人アレン・ネルソンさん=享年61歳=の遺志を受け継ぎ、ベトナムの子どもたちを支援しようと、このほど「アレン・ネルソン奨学金」が設立された。

27日、奨学金設立に取り組んだ「アレン・ネルソン基金沖縄の会(宜野座映子代表)」と「ベトナム青葉奨学会沖縄委員会(高里鈴代代表)」が、那覇市ぶんかテンブス館で報告会を開き、設立の経緯を説明した。

「アレン・ネルソン基金沖縄の会」は昨年2月。病床のアレンさんへの寄付金を集めてきた東京の「アレン・ネルソン基金」に次いで立ち上がった。アレンさんの死後、遺族からの希望もあり、残った寄付金約240万円を奨学金として活用することを決めた。「ベトナム青葉奨学会沖縄委員会」が窓口となり、農村部や山間部に住む子どもたちを支援する。

宜野座代表はアレンさんの妻、アネッタさんからの手紙を紹介し「『ベトナムの子どもたちの将来のためになれば、アレンが亡くなった後も魂は続く』とあった。これからも彼の思いを伝えたい」と強調した。

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