2014年アレン・ネルソン奨学金

クアン

2013年11月28日 19:50

長い間、ブログの更新をさぼってしまいました。
久しぶりにログインしようとしたら、パスワードを忘れていました。
10分ほど考えた末、なんとか思い出してログインできました。

青葉奨学会沖縄委員会の活動は、細々とですが続いています。

3年ぶりにベトナムに行ってきました。
今回は、アレン・ネルソンさんと親交のあった方々と一緒に、アレンさんが駐留したクアンナムをはじめ、ダナンやホーチミン市を訪ねました。
クアンナム省のタムキー市とクエソン郡では、2014年のアレン・ネルソン奨学金支給式に参加しました。

2010年1月に、アレン・ネルソン奨学金が発足して初めての支給式に参加したあと、いろいろと個人的な事情が重なり、ベトナムに行くことができませんでした。
ドンズー日本語学校ダナン校の皆さんやクアンナム奨学会の方々のご尽力で、2011年、2012年、2013年も、クアンナムの小学生たちに奨学金が渡されました。
ベトナムの皆さんに丸投げした形になってしまい、ずっと申し訳ない気持ちを感じていました。

また、これまで現地を訪ねたのが私一人だけで、実際にアレンさんと親交のあった方々は、まだクアンナムに行っていません。
アレン・ネルソン基金沖縄代表の宜野座映子さんからは、ぜひクアンナムとダナンに行きたいという相談を受けていました。
いろいろな事情でこれまで実現しませんでしたが、今回、思い切って行ってきました。

アレン・ネルソン基金沖縄の事務局からは、宜野座映子さんをはじめ、新垣誠さん(キリ学大)ともう一人が参加、青葉奨学会沖縄委員会代表の高里鈴代さん、源啓美さん、若い世代の二人も加わって、20代から70代までの多彩なメンバーになりました。

事前の連絡が不十分で、いろいろと不安もありましたが、現地ではベトナムの皆さんの大きな力添えをいただき、全員無事に帰ってきました。
11月24日には、タムキー市で62名、クエソン郡で50名の小学生に、2014年のアレン・ネルソン奨学金(それぞれ50万ドン)を手渡すことができました。
タムキー市奨学会のスアン会長やトゥン副会長からは、アレンさんに対する思いを聞かせていただきました。

まだまだ不十分なところはたくさんあるのですが、アレン・ネルソン基金の残金を、アレンさんがかつて駐留したクアンナム省の子どもたちへの奨学金として活用しようという考えは、間違いではなかったように思います。

時間はかかりますが、具体的な報告を、これから少しずつ書いていきたいと思います。
なお、これまでのアレン・ネルソン奨学金のいきさつは、http://aobaokinawa.ti-da.net/c136490.html をご覧いただけると幸いです。

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