「学生の心つかむ名物先生」

クアン

2012年06月27日 23:21

昨日(6月26日)の琉球新報に、青葉奨学会沖縄委員会の会員にもなって下さっている那須泉さんが紹介されていました。
ご覧になっていない方もいらっしゃると思いますので、このブログに転載します。

琉流×Shiny 学生の心つかむ名物先生
琉大・人気講座の秘密探る

大学生ってどんな授業受けてるの!? 学生の目線から、「授業がおもしろく、受けてためになった!」「他の人にもお勧めしたい!」と思う科目を学生団体Shinyがリサーチ♪ 琉球大学の学生から多く名前が挙がった人気のある授業を受け持つ2人の先生に、「学生の心をつかむ授業」をする時の工夫や、先生自身の学生時代のお話をインタビューしてきました♪

ベトナム語 那須泉非常勤講師
調理実習で文化伝え

★講義内容★
ベトナム料理の一つで麺類の「フォー」。琉球大学のベトナム語上級の授業では、学期に一度のお楽しみ、調理実習がこの日の授業で行われました。ベトナム語の発音で書かれたフォーのレシピが配布され、生徒らは辞書を片手に翻訳、早速料理に取り掛かります。担当は非常勤講師の那須泉先生(51)で、言葉の勉強だけでなく、毎回菅笠(沖縄のくば笠に似た帽子)やアオザイなどのベトナム独自の道具を準備して、文化や風俗、歴史にも触れられるよう工夫しているそうです。

★授業での工夫★
授業で心がけていることは、ただ語学を学ぶというだけではなく、ベトナムの文化や歴史、風俗を紹介し、イメージを湧かせ、学生の興味を引き付けるという点だそう。

★学生時代★
ベトナム語を専攻していた大学2年ごろ、授業がつまらないと感じ、辞めようと思ったそうですが、「一度は東南アジアに行こう」と考えていたため、夏休みに1か月半、東南アジアを旅行したそうです。
当時はベトナム戦争後の混乱期ということもあり、ベトナムには行けず、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ニューギニアに行ったそうです。そこは、料理もおいしいし、人々は親切で感動しました。「東南アジアの国々がこうなら、ベトナムもいいところに違いない!」と思い、大学でベトナム語を学ぶことを続けました。
「あのときの東南アジア旅行がなければ、今のようにベトナム語を教える立場にはなってなかったかもしれませんね」と振り返っていました。

転載ここまで


那須さん、相変わらずの活躍ぶりです。「ベトナム語」というマイナーな科目の担当で、「学生から多く名前が挙がった」って、大変なことですよね…。
以前は、私たちのベトナム語講座も那須さんに担当していただいていたのですが、その後、大学などから引っ張りだこになり、多忙のためお願いできなくなってしましました。
またそのうち、一度だけでも「特別講座」などやっていただけると嬉しいです。

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