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2009年08月29日

グルメツアー(?)

ベトナムは食べ物が美味しいので、ベトナムを訪ねると、どうしてもグルメツアー(?)みたいになってしまいます。
先日のベトナム行きはアレン・ネルソン基金についての話し合いが主な目的で、仕事だったわけですが、やっぱり美味しいものをたくさん食べてしまいました。

サイゴンに着いた夜、友人のフオンさんの勧めで、「アシマ」というレストランで「きのこ鍋」を食べました。
数年前に「アシマ」が開店して以降、「きのこ鍋」はサイゴンで大評判を呼び、いまでは3号店・4号店もできているそうです。
夕食時は予約しないとなかなか入れないと聞いていますが、時間が夜9時前とやや遅かったためか、すんなりと入店できました。
値段はやや高い(ベトナムの物価からすると、かなり高い)のですが、ベトナム人のお客さんで大賑わいでした。
きのこは種類がとても多いので(雲南省から輸入されているものもあるとか)、選択はフオンさんにお任せしましたが、あっさりしたとても美味しい鍋でした。

今回は、事情があって、ふだん利用している「ハイイエンホテル」ではなく、「オウラックホテル」というところに泊まりました。朝食つきのホテルでしたが、ここの食事も、申し分のないものでした。
宿泊客の半分ほどがベトナム人のようで、朝食もベトナム料理がメイン。チャオ(おかゆ)にソイ(おこわ)、パンに各種のおかず。なにより嬉しかったのは、フォー・ガー、フーティウ・ナムヴァン、ブンボーフエという、3つの魅力的な麺料理が、日替わりで用意されていたことでした。
ちなみに「Au Lac(オウラック)」とは、はるか昔のベトナムの国名だそうです。日本で言うと、「邪馬台国ホテル」という感じになるのでしょうか。

21日の夜は、沖縄料理店「やまねこ」に行ってみました。この店の評判は以前から聞いていましたが、まだ行ったことがなく、この機会に食べに行きました。
店主にはお会いできませんでしたが、西表島の写真がたくさん貼ってあったので、西表出身の方がやっていらっしゃるのでしょうか。
kho qua(ゴーヤー)やrau muong(ウンチェーバー)をはじめ、ベトナムと沖縄の食材は共通するものがとても多いので、「ベトナムで沖縄料理店」というのは理にかなった発想かもしれません。
味も、なかなかよかったです。ベトナム人従業員の「イラッシャイマセメンソーレ!」は、ちょっと違和感があったかも…。でもまあ日本人の「シンチャオ!」と同じかもしれませんね…。

22日の昼は、ベトナム人の若者で賑わうフエ料理店に行きました。すずよさんはブンボーフエ(辛口の牛肉入りうどん)を注文。大好物のブンボーフエにも惹かれたのですが、この日は初めて「ブン・ヘン」を食べてみました。しじみをたくさん載せたブン(米の麺)。以前話をしたフエ出身の女の子が、いちばん好きだと言っていた料理です。
今回はブンボーフエを食べるチャンスはなさそうだと思っていると、最終日、ホテルの朝食に憧れのブンボーフエが…。感涙ものでした。

22日の夜は、すずよさんも大好きなレストラン「フーンライ」に行きました。ベトナムの家庭料理をていねいな味付けで作っていて、とても気持ちのいいレストランです。
日本人オーナーの白井さんは、青葉奨学会の活動もいろいろと支えて下さっている方で、店のスタッフは、孤児院などの施設にいる青少年の中から、意欲のある子を選んで採用しているそうです。

食べ物のことを書いていると(あとベトナムポップスのこともですが)、楽しくなってしまって、キリがありません。
私たちが支援している奨学生たちの食卓は、本当に質素なものなので、どこか後ろめたい気持ちもありますが、やっぱりベトナムに行くと食事がいちばん楽しみです。あと、暑いのでどうしてもビールを飲んでしまいます(今回はダラット・ワインも)。
その分、帰ってきてからは、財布のひもをしっかり締めなければなりません。



Posted by クアン at 00:14│Comments(0)
 
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