
2009年08月31日
日本の「ドイモイ」になるか
昨日の選挙は、あのような結果になりました。
今日、ベトナムの新聞「トゥオイチェ」のオンライン版をのぞいてみると、「日本人、『ドイモイ』にうなずく」という見出しがあったので、がんばって読んでみました。もちろん、読み間違いもあるかも知れませんので、ご了承下さい。
「ドイモイ」とは、「新しく変える」という意味で、ベトナム共産党が1986年12月に改革政策を採用したさいに、「ドイモイ」政策と名付けました。
青葉奨学会代表のグエン・ドゥック・ホーエさんも、ドイモイ政策が始まったころ、経済特区の責任者を任せられるなど重要な役割を担っていたそうです(その後、考え方の違いなどで、公的な立場からは退いたそうですが…)。
ドイモイ政策はベトナム社会を大きく変えました。ホーエさんも、「ドイモイが始まる前には想像もできなかったほど、ベトナムは大きく変化しました」とおっしゃっています。
「トゥオイチェ」紙の記事は、「ドイモイ」という言葉を使って、今回の選挙で日本人が変化を選択したことを強調しています。
また、民主党の政策はアメリカとより対等な関係を築くこと、そしてアジア諸国とより親密な関係を結ぶこと(とくに貿易の面で)を掲げている、としています。
新首相となるであろう鳩山氏は、韓国や中国との緊張を作り出す原因になっている靖国戦争神社参拝を行わないことを言明した、とも書いています(私は日本のニュースではその発言を確認していませんが…)。
新しい政権がどのような政策を取るのか、日本の「ドイモイ」と言えるような変革になるのか、関心を持ちたいと思います。
アジアの国々、そしてベトナムからも、静かなまなざしが向けられているようです。
今日、ベトナムの新聞「トゥオイチェ」のオンライン版をのぞいてみると、「日本人、『ドイモイ』にうなずく」という見出しがあったので、がんばって読んでみました。もちろん、読み間違いもあるかも知れませんので、ご了承下さい。
「ドイモイ」とは、「新しく変える」という意味で、ベトナム共産党が1986年12月に改革政策を採用したさいに、「ドイモイ」政策と名付けました。
青葉奨学会代表のグエン・ドゥック・ホーエさんも、ドイモイ政策が始まったころ、経済特区の責任者を任せられるなど重要な役割を担っていたそうです(その後、考え方の違いなどで、公的な立場からは退いたそうですが…)。
ドイモイ政策はベトナム社会を大きく変えました。ホーエさんも、「ドイモイが始まる前には想像もできなかったほど、ベトナムは大きく変化しました」とおっしゃっています。
「トゥオイチェ」紙の記事は、「ドイモイ」という言葉を使って、今回の選挙で日本人が変化を選択したことを強調しています。
また、民主党の政策はアメリカとより対等な関係を築くこと、そしてアジア諸国とより親密な関係を結ぶこと(とくに貿易の面で)を掲げている、としています。
新首相となるであろう鳩山氏は、韓国や中国との緊張を作り出す原因になっている靖国戦争神社参拝を行わないことを言明した、とも書いています(私は日本のニュースではその発言を確認していませんが…)。
新しい政権がどのような政策を取るのか、日本の「ドイモイ」と言えるような変革になるのか、関心を持ちたいと思います。
アジアの国々、そしてベトナムからも、静かなまなざしが向けられているようです。
Posted by クアン at 23:24│Comments(0)