
2009年09月11日
「ポリ袋なしの日」その2
昨日、「トゥオイチェ」紙の記事「ポリ袋なしの日」のことを簡単に紹介しましたが、頑張って記事を日本語に翻訳してみました。
たぶん、間違いがたくさんあるはずなので、その前提で読んで下さい。
なお、原文の記事はこちらにあります。お気づきの点があれば、ご指摘いただけると嬉しいです。
http://www.tuoitre.com.vn/Tianyon/Index.aspx?ArticleID=336046&ChannelID=17
「ポリ袋なしの日」
9月9日、風雨の悪天候にもかかわらず、古都ホイアン市(クアンナム省)の住民たちは「ポリ袋なしの日~ネイチャーデー」のキャンペーンに参加した。
朝6時過ぎ、チャンフー通りにあるホイアン布市場には、ポリ袋を環境に優しい袋と交換するために、数百名もの住民たちが集まった。このキャンペーンでは、ポリ袋20枚を、おしゃれなデザインの、家事をする女性たちによく似合う布製の環境に優しい袋と交換することになっている。
この活動と平行して、ホイアン市のお年寄りや生徒たち数百名が、あざやかな花のデザインの旗を持って大通りをパレード、住民たちに「ポリ袋なしの日」キャンペーンに加わるように呼びかけた。グエン・タイン・タムさん(73歳)は言う。「私はもう年をとってしまいましたが、この活動に参加しています。親戚たちが、ポリ袋を使わなくなるようにね。ホイアンの街がもっと進んだ、きれいな街になって、観光客を引きつけるには、まず自分から何かを始めなきゃいけません。自分がよいことをしなければ、子どもや孫たちのお手本にはなりませんからね」。
9時30分ちょうどに、ホイアン市の目抜き通りであるレロイ通りの住民や企業の代表者200名近くがセレモニーを行った。この活動に参加する商店が一斉に店開きし、毎年9月9日にはポリ袋を使わないということを誓った。
ホイアン・アードンシルク社のチャン・タイ・ゾー社長は語る。「1年以上前から、私たちの会社では自主的にポリ袋の使用をやめています。この古都の環境を守り、もっと緑豊かで美しい街にするためです。ベトナム全国で、1日に100トン以上のポリ袋が、日常生活の中で使われています。そのことは、必ず子どもや孫たちの世代に負担を強いる結果になるでしょう」。
多くの外国人観光客も、ホイアン市がこの取り組みをすることに、共感の意思を示した。東京(日本)から来たサカウエ・ヨウコさん(30歳)は語る。「ひとつの観光都市が、環境を守る上で大切な意義のあるキャンペーンを行うのは、初めてのことです。私たちは、この取り組みが世界の他の多くの都市にも広がっていくことを希望します。私の故郷である東京でも、ホイアンと同じように『ポリ袋なしの日』があったらいいと思います」。
ホイアン市委員会のグエン・スー書記は打ち明ける。「私たちは、市民みんながこの活動に積極的に参加してほしいと思っています。でも、人々の意識や消費の習慣を、短期間で変えるというのは、簡単なことではありません。ポリ袋に問題があることは、誰でも知っています。でも、それに代わる袋はポリ袋よりも値段が高いのに、そちらを使うでしょうか」。
スー氏はまた、間もなくホイアン市では、市の幹部や職員が役所で樹脂製(?)のファイルを使うことを禁止するだろう、と語った。役所では、その代わりに環境を守るためのもっと便利なファイルを使う。ホイアン市ではまた、将来ポリ袋を使わなくなったときの需要にこたえるために、また観光資源として、市内のカム・キム地区を、コイ(草)製の袋を生産する工芸村にする計画である。(訳注・この段落の翻訳は、とくに自信がありません…)
第1回「ポリ袋なしの日・ネイチャーデー」のイベントは、気候変動対策互助センター、科学と生活新聞、ホイアン市役所環境局の補助と財政支援を受けて、ホイアン市で開催された。イベントは、9月9日の夜に終了する。
それ以前の5月22日には、ホイアン市沖合いのチャム島にあるタンヒエップ村では、市当局が、全島でポリ袋の使用をやめようというキャンペーンを行った。この活動には、島の人々が積極的に応えた。
タン・ヴー
たぶん、間違いがたくさんあるはずなので、その前提で読んで下さい。
なお、原文の記事はこちらにあります。お気づきの点があれば、ご指摘いただけると嬉しいです。
http://www.tuoitre.com.vn/Tianyon/Index.aspx?ArticleID=336046&ChannelID=17
「ポリ袋なしの日」
9月9日、風雨の悪天候にもかかわらず、古都ホイアン市(クアンナム省)の住民たちは「ポリ袋なしの日~ネイチャーデー」のキャンペーンに参加した。
朝6時過ぎ、チャンフー通りにあるホイアン布市場には、ポリ袋を環境に優しい袋と交換するために、数百名もの住民たちが集まった。このキャンペーンでは、ポリ袋20枚を、おしゃれなデザインの、家事をする女性たちによく似合う布製の環境に優しい袋と交換することになっている。
この活動と平行して、ホイアン市のお年寄りや生徒たち数百名が、あざやかな花のデザインの旗を持って大通りをパレード、住民たちに「ポリ袋なしの日」キャンペーンに加わるように呼びかけた。グエン・タイン・タムさん(73歳)は言う。「私はもう年をとってしまいましたが、この活動に参加しています。親戚たちが、ポリ袋を使わなくなるようにね。ホイアンの街がもっと進んだ、きれいな街になって、観光客を引きつけるには、まず自分から何かを始めなきゃいけません。自分がよいことをしなければ、子どもや孫たちのお手本にはなりませんからね」。
9時30分ちょうどに、ホイアン市の目抜き通りであるレロイ通りの住民や企業の代表者200名近くがセレモニーを行った。この活動に参加する商店が一斉に店開きし、毎年9月9日にはポリ袋を使わないということを誓った。
ホイアン・アードンシルク社のチャン・タイ・ゾー社長は語る。「1年以上前から、私たちの会社では自主的にポリ袋の使用をやめています。この古都の環境を守り、もっと緑豊かで美しい街にするためです。ベトナム全国で、1日に100トン以上のポリ袋が、日常生活の中で使われています。そのことは、必ず子どもや孫たちの世代に負担を強いる結果になるでしょう」。
多くの外国人観光客も、ホイアン市がこの取り組みをすることに、共感の意思を示した。東京(日本)から来たサカウエ・ヨウコさん(30歳)は語る。「ひとつの観光都市が、環境を守る上で大切な意義のあるキャンペーンを行うのは、初めてのことです。私たちは、この取り組みが世界の他の多くの都市にも広がっていくことを希望します。私の故郷である東京でも、ホイアンと同じように『ポリ袋なしの日』があったらいいと思います」。
ホイアン市委員会のグエン・スー書記は打ち明ける。「私たちは、市民みんながこの活動に積極的に参加してほしいと思っています。でも、人々の意識や消費の習慣を、短期間で変えるというのは、簡単なことではありません。ポリ袋に問題があることは、誰でも知っています。でも、それに代わる袋はポリ袋よりも値段が高いのに、そちらを使うでしょうか」。
スー氏はまた、間もなくホイアン市では、市の幹部や職員が役所で樹脂製(?)のファイルを使うことを禁止するだろう、と語った。役所では、その代わりに環境を守るためのもっと便利なファイルを使う。ホイアン市ではまた、将来ポリ袋を使わなくなったときの需要にこたえるために、また観光資源として、市内のカム・キム地区を、コイ(草)製の袋を生産する工芸村にする計画である。(訳注・この段落の翻訳は、とくに自信がありません…)
第1回「ポリ袋なしの日・ネイチャーデー」のイベントは、気候変動対策互助センター、科学と生活新聞、ホイアン市役所環境局の補助と財政支援を受けて、ホイアン市で開催された。イベントは、9月9日の夜に終了する。
それ以前の5月22日には、ホイアン市沖合いのチャム島にあるタンヒエップ村では、市当局が、全島でポリ袋の使用をやめようというキャンペーンを行った。この活動には、島の人々が積極的に応えた。
タン・ヴー
Posted by クアン at 21:12│Comments(0)