
2009年09月12日
「ポリ袋なしの日」その3
昨日、ホイアンの「ポリ袋なしの日」の記事を紹介しましたが、その翌日の「トゥオイチェ」(電子版)には、ホイアン市沖合いのチャム島の様子を紹介した記事が出ていました。
チャム島では、ホイアン市の中でもとくに積極的な取り組みが行われているようです。
小さな島なので、生活様式の変化による環境への影響も大きいと同時に、取り組みの効果も見えやすいのかも知れません。
昨日に続いて頑張って翻訳しました。誤訳の可能性が大きいことも、昨日と同じですので、ご了承ください。
記事の原文はこちらです。
http://www.tuoitre.com.vn/Tianyon/Index.aspx?ArticleID=336282&ChannelID=3
チャム島 ポリ袋に「ノー」と言う
9月10日、ホイアン市(クアンナム省)の沖合いのチャム島にあるタンヒエップ村のカオ・ヴァン・ファイ村長によると、「島の全住民がポリ袋を使う代わりに、紙や木の葉で作られたさまざまなバッグを使うようになった」という。
島の各組織や部署、住民は、島にある未使用のポリ袋120キロを集めて、本土に返却した。島の500以上の世帯に対して、村当局は、ポリ袋の代わりに使ってもらうために、1200の環境に優しいバッグと、650のcamen nhua(?)を配布した。カオ・ヴァン・ファイ村長は、タンヒエップ村の各世帯の代表者と一緒に、ホイアン市役所が主催した「ポリ袋に『ノー』と言う」キャンペーンの3ヶ月の総括会に参加して、そのように発表した。
ホイアン市の共産党委員会のグエン・スー書記は、その会議で「市が『ポリ袋にノーと言う』キャンペーンを提唱したとき、チャム島の皆さんは、すぐに積極的な態度で応えてくれました」と語った。
また、昨日、1000以上の環境に優しいバッグが、島の人々に無料で配られた。港の入り口の船着場では、以前は海岸はゴミで汚染され、海が荒れる時期にはポリ袋が一面に漂っていたが、いまでは海水は青く澄み、汚染の跡も見られない。島の多くの道路にも、ポリ袋は落ちていない。
島のビーチで商店を営んでいるトン・ティ・フオンさんによると、初めの頃、多くの観光客はポリ袋がないと買い物をするのを嫌がったという。しかし、この島が世界生物圏保護区であり、環境を守るためにポリ袋を使わないのだと説明すると、観光局の多くは快く理解してくれた。「よい噂は遠くまで伝わります。チャム島にはますます多くの観光客が訪ねてくるようになり、おかげで私たちの店も、経営はとても順調です」と、フオンさんは言う。
カオ・ヴァン・ファイ村長によると、チャム島が世界生物圏保護区に指定されたあと、島を訪れる外国人観光客は急増しているという。以前は、1日に300人程度だったが、最近では1日に500人以上に増加している。村当局は、旅行者がポリ袋を持って島に上陸しないよう、青年団や女性連合、旅行会社などに協力を呼びかけた。
チャム島では、ホイアン市の中でもとくに積極的な取り組みが行われているようです。
小さな島なので、生活様式の変化による環境への影響も大きいと同時に、取り組みの効果も見えやすいのかも知れません。
昨日に続いて頑張って翻訳しました。誤訳の可能性が大きいことも、昨日と同じですので、ご了承ください。
記事の原文はこちらです。
http://www.tuoitre.com.vn/Tianyon/Index.aspx?ArticleID=336282&ChannelID=3
チャム島 ポリ袋に「ノー」と言う
9月10日、ホイアン市(クアンナム省)の沖合いのチャム島にあるタンヒエップ村のカオ・ヴァン・ファイ村長によると、「島の全住民がポリ袋を使う代わりに、紙や木の葉で作られたさまざまなバッグを使うようになった」という。
島の各組織や部署、住民は、島にある未使用のポリ袋120キロを集めて、本土に返却した。島の500以上の世帯に対して、村当局は、ポリ袋の代わりに使ってもらうために、1200の環境に優しいバッグと、650のcamen nhua(?)を配布した。カオ・ヴァン・ファイ村長は、タンヒエップ村の各世帯の代表者と一緒に、ホイアン市役所が主催した「ポリ袋に『ノー』と言う」キャンペーンの3ヶ月の総括会に参加して、そのように発表した。
ホイアン市の共産党委員会のグエン・スー書記は、その会議で「市が『ポリ袋にノーと言う』キャンペーンを提唱したとき、チャム島の皆さんは、すぐに積極的な態度で応えてくれました」と語った。
また、昨日、1000以上の環境に優しいバッグが、島の人々に無料で配られた。港の入り口の船着場では、以前は海岸はゴミで汚染され、海が荒れる時期にはポリ袋が一面に漂っていたが、いまでは海水は青く澄み、汚染の跡も見られない。島の多くの道路にも、ポリ袋は落ちていない。
島のビーチで商店を営んでいるトン・ティ・フオンさんによると、初めの頃、多くの観光客はポリ袋がないと買い物をするのを嫌がったという。しかし、この島が世界生物圏保護区であり、環境を守るためにポリ袋を使わないのだと説明すると、観光局の多くは快く理解してくれた。「よい噂は遠くまで伝わります。チャム島にはますます多くの観光客が訪ねてくるようになり、おかげで私たちの店も、経営はとても順調です」と、フオンさんは言う。
カオ・ヴァン・ファイ村長によると、チャム島が世界生物圏保護区に指定されたあと、島を訪れる外国人観光客は急増しているという。以前は、1日に300人程度だったが、最近では1日に500人以上に増加している。村当局は、旅行者がポリ袋を持って島に上陸しないよう、青年団や女性連合、旅行会社などに協力を呼びかけた。
Posted by クアン at 21:57│Comments(0)