
2011年01月13日
タイさんとの再会
会員の方々が会報に寄せて下さった、ベトナムの里子訪問の報告を、ブログでも順次ご紹介したいと思います。
まず、城間博子さんが書いて下さった「タイさんとの再会」の報告です。
11月4日から3泊4日、念願の3度目のベトナム訪問を果たすことが出来ました。2004年の訪問以来6年ぶりの訪問でした。
以前から何度も「ベトナムに連れて行ってほしい」と事務局の村田さんにお願いしていましたが、どういうわけか、サラッとかわされて来ました。
2004年は、同じ里親のOさんと一緒に、里子が通っているカンザーのホアヒエップ小学校まで会いに行きました。
そろそろ雨期が終わるころでしたが、校庭が水浸しで、男の先生が1人ずつオートバイの後ろに乗せて校舎まで運んで下さった事が印象的でした。
Oさんの里子の事は良く覚えていませんが、私の里子のタイちゃんは、小学5年生の割にはやせっぽちの、小さなはにかみ屋さんの女の子でした。
その時印象に残ったのは、タイちゃんの事よりも弟さんの様子でした。
ひとつ違いの小柄な弟さんが漕ぐ自転車の後ろにタイちゃんは乗って小学校までやって来ました。
タイちゃんは白いブラウスに赤いスカーフを結び、靴下と靴をはきキチンとした格好でしたが、裸足で自転車を漕いできた弟さんの身なりが、私の子どもの頃よりも貧しいと感じた事です。
今回は家庭訪問という事で、ご家族にお会いできると楽しみでした。
弟さんには会う事が出来ずに残念でしたが、優しそうなお母さんにお会いできてよかったです。
タイさんは、前回は小学5年生でしたが現在は高校2年生になり、すらっと身長が伸び娘さんらしく成長していました。
ニコニコと常に笑顔を絶やさず、私の質問にハキハキと答えてくださり、歌をリクエストしたところ、恥ずかしそうにしながらもお母さんに促されて歌ってくれました。
地域の共産青年団のリーダーの証も誇らしげに見せてくれました。

お母さんは、タイさんの教育や将来の事を、とても心配そうに話していました。
将来、タイさんは経営管理の仕事に就きたいと望んでいるそうですが、そのための勉強を続けさせられるか、悩んでいらっしゃる様子でした。
今回、里子達の家庭を訪問する事で、私達が想像する以上に貧しい地域の中にあって、さらに貧しい家庭の子どもだと実感しました。

私にとって決して負担にはならない少額のお金ですが、タイさんが学ぶ事に少しでも役に立てれば嬉しいと思いました。
また、このように里子を訪問する事で里子の成長を確認する事が出来て、嬉しかったです。

仲宗根さんの里子も古見さんの里子も、貧しいながら素晴らしい可能性を秘めた子どもたちでした。
今回の訪問は、ガイド役の村田さんを含めて5人の旅でしたが、ベトナム人の親切心あり、笑いありの素晴らしい旅でした。
魅力的な人との出会い、美味しいベトナム料理、ホーチミン市内の散策など、あと1週間くらい残りたいほどのベトナムの旅でした。
諸々のお心遣いを頂いて感謝しています。3~4年に1回の割合で訪問出来ると良いと思いますので、宜しくお願いします。
まず、城間博子さんが書いて下さった「タイさんとの再会」の報告です。
11月4日から3泊4日、念願の3度目のベトナム訪問を果たすことが出来ました。2004年の訪問以来6年ぶりの訪問でした。
以前から何度も「ベトナムに連れて行ってほしい」と事務局の村田さんにお願いしていましたが、どういうわけか、サラッとかわされて来ました。
2004年は、同じ里親のOさんと一緒に、里子が通っているカンザーのホアヒエップ小学校まで会いに行きました。
そろそろ雨期が終わるころでしたが、校庭が水浸しで、男の先生が1人ずつオートバイの後ろに乗せて校舎まで運んで下さった事が印象的でした。
Oさんの里子の事は良く覚えていませんが、私の里子のタイちゃんは、小学5年生の割にはやせっぽちの、小さなはにかみ屋さんの女の子でした。
その時印象に残ったのは、タイちゃんの事よりも弟さんの様子でした。
ひとつ違いの小柄な弟さんが漕ぐ自転車の後ろにタイちゃんは乗って小学校までやって来ました。
タイちゃんは白いブラウスに赤いスカーフを結び、靴下と靴をはきキチンとした格好でしたが、裸足で自転車を漕いできた弟さんの身なりが、私の子どもの頃よりも貧しいと感じた事です。
今回は家庭訪問という事で、ご家族にお会いできると楽しみでした。
弟さんには会う事が出来ずに残念でしたが、優しそうなお母さんにお会いできてよかったです。
タイさんは、前回は小学5年生でしたが現在は高校2年生になり、すらっと身長が伸び娘さんらしく成長していました。
ニコニコと常に笑顔を絶やさず、私の質問にハキハキと答えてくださり、歌をリクエストしたところ、恥ずかしそうにしながらもお母さんに促されて歌ってくれました。
地域の共産青年団のリーダーの証も誇らしげに見せてくれました。

お母さんは、タイさんの教育や将来の事を、とても心配そうに話していました。
将来、タイさんは経営管理の仕事に就きたいと望んでいるそうですが、そのための勉強を続けさせられるか、悩んでいらっしゃる様子でした。
今回、里子達の家庭を訪問する事で、私達が想像する以上に貧しい地域の中にあって、さらに貧しい家庭の子どもだと実感しました。

私にとって決して負担にはならない少額のお金ですが、タイさんが学ぶ事に少しでも役に立てれば嬉しいと思いました。
また、このように里子を訪問する事で里子の成長を確認する事が出来て、嬉しかったです。

仲宗根さんの里子も古見さんの里子も、貧しいながら素晴らしい可能性を秘めた子どもたちでした。
今回の訪問は、ガイド役の村田さんを含めて5人の旅でしたが、ベトナム人の親切心あり、笑いありの素晴らしい旅でした。
魅力的な人との出会い、美味しいベトナム料理、ホーチミン市内の散策など、あと1週間くらい残りたいほどのベトナムの旅でした。
諸々のお心遣いを頂いて感謝しています。3~4年に1回の割合で訪問出来ると良いと思いますので、宜しくお願いします。
Posted by クアン at 21:27│Comments(0)