2009年08月23日
「アレン・ネルソン奨学金」の発足に向けて
「アレン・ネルソン基金沖縄の会」から60万円余りのお金を託されていることを以前に書きましたが、その後、「アレン・ネルソン基金」の全国のグループからも寄付をいただき、総額300万円近くを託されることになりました。
非力な私たちにとっては、かなり大きな金額でもあり、責任を持って生かせるのかどうか、またどのような形が可能なのか、ベトナム側と直接話し合う必要があると考え、高里鈴代代表と事務局の村田の2人で、思い切ってベトナムに行ってきました。
20日から23日までの3泊4日の行程で、さきほど帰ってきたところです。
ベトナム青葉奨学会代表のグエン・ドゥック・ホーエさんは、ベトナムで最も規模が大きいドンズー日本語学校の校長先生でもあり、たいへん多忙な方ですが、昨日(22日)午前に時間を取っていただいて、じっくりお話しをしてきました。
話し合いの結果、基金をベトナムの銀行に預け、その利子を活用して(現在の利率は年8パーセント程度だそうです)、ベトナム中部にあるクアンナム省の山間部・農村部の経済的に貧しい地域の子どもたちへの奨学金にしようということになりました。
クアンナム省は、アレン・ネルソンさんがかつて駐留し、数々の軍事行動に従事した場所です。
利子を活用するだけでも、年額1500円前後の奨学金を、少なくとも毎年100名以上の生徒たちに支給できる、ということです。
奨学金の額は少ないのですが、現金収入がほとんどない農村部や山間部では、この金額でも子どもたちの向学心を励ますための意味は大いにあるということです。
来月、ホーエさんがダナンに行く用事があるので、そのさいにクアンナム省に足を立ち寄ってもらい、クアンナム省奨学会の方々と、具体的な支援地域などについて話を詰めていただくことになりました。
アレン・ネルソンさんの本や資料をホーエさんにお渡しして、基金ができた趣旨や青葉奨学会に託された経緯なども、詳しく説明してきました。
今後、ホーエさんとクアンナム省奨学会の方の話し合いを待たなければなりませんが、「アレン・ネルソン奨学金」の発足に向けて、とりあえず一歩進みました。
今回のベトナム行きでは、ホーエさんとの話し合いのほか、ホーチミン市4区やカンザー郡ホアヒエップの奨学生たちに会ったり、青葉奨学会ホーチミン事務局との調整などもしてきました。
昨夜は、用事がひととおり終わったので、ベトナムの有名な歌手ホン・ニュンとクアン・リンの歌謡ショーを見に行きました。最前列の席に案内され、舞台上のホン・ニュン(女性歌手)と3回見つめ合った(ような気がする)ので感動しましたが、その後クアン・リン(男性歌手)と見つめ合ってしまった(ような気がする)のは残念でした。もちろん、歌は2人とも素晴らしかったです。
非力な私たちにとっては、かなり大きな金額でもあり、責任を持って生かせるのかどうか、またどのような形が可能なのか、ベトナム側と直接話し合う必要があると考え、高里鈴代代表と事務局の村田の2人で、思い切ってベトナムに行ってきました。
20日から23日までの3泊4日の行程で、さきほど帰ってきたところです。
ベトナム青葉奨学会代表のグエン・ドゥック・ホーエさんは、ベトナムで最も規模が大きいドンズー日本語学校の校長先生でもあり、たいへん多忙な方ですが、昨日(22日)午前に時間を取っていただいて、じっくりお話しをしてきました。
話し合いの結果、基金をベトナムの銀行に預け、その利子を活用して(現在の利率は年8パーセント程度だそうです)、ベトナム中部にあるクアンナム省の山間部・農村部の経済的に貧しい地域の子どもたちへの奨学金にしようということになりました。
クアンナム省は、アレン・ネルソンさんがかつて駐留し、数々の軍事行動に従事した場所です。
利子を活用するだけでも、年額1500円前後の奨学金を、少なくとも毎年100名以上の生徒たちに支給できる、ということです。
奨学金の額は少ないのですが、現金収入がほとんどない農村部や山間部では、この金額でも子どもたちの向学心を励ますための意味は大いにあるということです。
来月、ホーエさんがダナンに行く用事があるので、そのさいにクアンナム省に足を立ち寄ってもらい、クアンナム省奨学会の方々と、具体的な支援地域などについて話を詰めていただくことになりました。
アレン・ネルソンさんの本や資料をホーエさんにお渡しして、基金ができた趣旨や青葉奨学会に託された経緯なども、詳しく説明してきました。
今後、ホーエさんとクアンナム省奨学会の方の話し合いを待たなければなりませんが、「アレン・ネルソン奨学金」の発足に向けて、とりあえず一歩進みました。
今回のベトナム行きでは、ホーエさんとの話し合いのほか、ホーチミン市4区やカンザー郡ホアヒエップの奨学生たちに会ったり、青葉奨学会ホーチミン事務局との調整などもしてきました。
昨夜は、用事がひととおり終わったので、ベトナムの有名な歌手ホン・ニュンとクアン・リンの歌謡ショーを見に行きました。最前列の席に案内され、舞台上のホン・ニュン(女性歌手)と3回見つめ合った(ような気がする)ので感動しましたが、その後クアン・リン(男性歌手)と見つめ合ってしまった(ような気がする)のは残念でした。もちろん、歌は2人とも素晴らしかったです。
Posted by クアン at 23:36│Comments(0)
│アレン・ネルソン基金