2010年09月28日
ベトナムの中秋節
先日の「中秋節の集い」報告の続きです。
留学生のカンくんが、たくさんの写真を用意して、ベトナムの中秋節についてわかりやすく話してくれました。

まず、ベトナムのデンロンの写真をたくさん見せてくれました。
私たちが作ったものは、いちばん素朴な星型のデンロン(デンオンサオ)でしたが、実に多くの種類の、彩り豊かなデンロンがあるものです。

デンオンサオも、たくさん並ぶと壮観です。


ここまで鮮やかなものは、もちろん手作りでなく、屋台やお店で買うのでしょう。

中秋節には、祭壇にも果物と一緒にデンオンサオをお供えするようです。

さまざまな仮面の屋台も登場します。
これは、伝統的な獅子(?)のお面と、オンディアという神様(?)の仮面です。

伝統的なものだけでなく、あらゆる仮面が売られています。

中秋節は、子どもたちにとっては「おもちゃ天国」だそうです。都市部の豊かな家庭では、子どもにかなり豪華なおもちゃを買い与えてあげるようです。
青葉奨学生たちの場合には、おもちゃを買ってもらえるとしても、ほんのつつましいものだと思いますが、それでも中秋節はわくわくする日でしょう。
次に、カンくんの故郷、北部タイビン省ヴートゥー郡の中秋節のお祭りの写真も紹介してくれました。
2~3日前に行われたお祭りの様子を、親戚の方に頼んで、写真を送ってもらったそうです。
この村では、中秋節の1~2日前に、村ぐるみのお祭りが行われるそうです。
村の広場に人々が集まって、ステージが作られます。

広場の周囲には、集落ごとにテントや簡素な小屋を建てるそうです。


中秋節のお祭りの主役は、やっぱり子どもたち。集落ごとに、いろいろな出し物を演じるようです。

これは、フンニュオンという集落のリーダーの子どもたちです。2人の子どもが抱えているのは、ホーチミンさんの写真です。

男の子たちを中心に、獅子舞も演じます。これは出番を待っているところでしょうか。


いろいろな獅子が競演するみたいです。


沖縄でも、字ごとにエイサーや獅子舞、旗頭、綱引きなどが行われますが、それと似た感じなのでしょうか。農村部の子どもたちにとっても、中秋節のお祭りは、やはり特別な、楽しい1日なのだと思います。
カンくんの子ども時代(15年ぐらい前?)と、ほとんどお祭りの様子は変わっていないそうです。
地域によって様子は違っていると思いますが、カンくんのおかげで、ベトナムの中秋節の一端を知ることができました。カンくん、ありがとう。
最後に、中秋節に食べるバイン・チュントゥー(月餅)です。満月に見立てた、塩漬けの卵が入っています。他にも、肉や餡が入っていたり、いろんな種類があるそうです。

青葉奨学生たちは、今年の中秋節、どのように過ごしたでしょうか。
今度ぜひ聞いてみたいと思います。
留学生のカンくんが、たくさんの写真を用意して、ベトナムの中秋節についてわかりやすく話してくれました。
まず、ベトナムのデンロンの写真をたくさん見せてくれました。
私たちが作ったものは、いちばん素朴な星型のデンロン(デンオンサオ)でしたが、実に多くの種類の、彩り豊かなデンロンがあるものです。

デンオンサオも、たくさん並ぶと壮観です。


ここまで鮮やかなものは、もちろん手作りでなく、屋台やお店で買うのでしょう。

中秋節には、祭壇にも果物と一緒にデンオンサオをお供えするようです。

さまざまな仮面の屋台も登場します。
これは、伝統的な獅子(?)のお面と、オンディアという神様(?)の仮面です。

伝統的なものだけでなく、あらゆる仮面が売られています。

中秋節は、子どもたちにとっては「おもちゃ天国」だそうです。都市部の豊かな家庭では、子どもにかなり豪華なおもちゃを買い与えてあげるようです。
青葉奨学生たちの場合には、おもちゃを買ってもらえるとしても、ほんのつつましいものだと思いますが、それでも中秋節はわくわくする日でしょう。
次に、カンくんの故郷、北部タイビン省ヴートゥー郡の中秋節のお祭りの写真も紹介してくれました。
2~3日前に行われたお祭りの様子を、親戚の方に頼んで、写真を送ってもらったそうです。
この村では、中秋節の1~2日前に、村ぐるみのお祭りが行われるそうです。
村の広場に人々が集まって、ステージが作られます。

広場の周囲には、集落ごとにテントや簡素な小屋を建てるそうです。


中秋節のお祭りの主役は、やっぱり子どもたち。集落ごとに、いろいろな出し物を演じるようです。

これは、フンニュオンという集落のリーダーの子どもたちです。2人の子どもが抱えているのは、ホーチミンさんの写真です。

男の子たちを中心に、獅子舞も演じます。これは出番を待っているところでしょうか。


いろいろな獅子が競演するみたいです。


沖縄でも、字ごとにエイサーや獅子舞、旗頭、綱引きなどが行われますが、それと似た感じなのでしょうか。農村部の子どもたちにとっても、中秋節のお祭りは、やはり特別な、楽しい1日なのだと思います。
カンくんの子ども時代(15年ぐらい前?)と、ほとんどお祭りの様子は変わっていないそうです。
地域によって様子は違っていると思いますが、カンくんのおかげで、ベトナムの中秋節の一端を知ることができました。カンくん、ありがとう。
最後に、中秋節に食べるバイン・チュントゥー(月餅)です。満月に見立てた、塩漬けの卵が入っています。他にも、肉や餡が入っていたり、いろんな種類があるそうです。

青葉奨学生たちは、今年の中秋節、どのように過ごしたでしょうか。
今度ぜひ聞いてみたいと思います。
Posted by クアン at 21:55│Comments(0)
│ベトナムの文化